2022年へのドアをそっと開ける。
緑と笑顔が溢れる1年であって欲しい。
今年もあと3日。
今日も頑張ろうっと。
良いお年を。
2022年へのドアをそっと開ける。
緑と笑顔が溢れる1年であって欲しい。
今年もあと3日。
今日も頑張ろうっと。
良いお年を。
3年越しの恋人、天空のイルカにようやく逢えました。
思ったより大きかった。
約2800メートルの上空で見る朝日。
その神々しさに思わず、自然に手を合わせ頭を下げる。
仕事を終えて高速を6時間飛ばして、5時間かけて
登った。
いろんな思いと向き合いながら登山した。
60前にしたいこと、また一つ達成。
山はいい。
山形県鶴岡市の摩耶山に仲間と登った。
運動不足で今日は少し筋肉痛だけど
心地よい痛みで充実感に包まれる。
マスクをしたとても優しいお顔の山頂前の六地蔵。
六根清浄、人の汚れを取り去ってから山頂に行きなさいと言う意味でここにいるという。
はい、山頂にもそして下界にも少し綺麗になって帰りますね。
ありがとう、摩耶山、そして六地蔵。
なんだろう。
最近『時送り』という言葉が頭から離れない。
ひたすら今日の終わりを待ち、明日の終わりを願う。
コロナで仕事も私生活も全てが制約され、
自由に動けない。
ジプシーのような暮らしを40年近くしてきた僕には
この1年は苦しすぎる。
きっとみんなも同じだよね。
だから今はあまり考えず時を送る、時送りの日々。
肺癌になって新野さんにはさ、本当に良くしてもらって。
行くたびさ、なんか買ってくれて。
『きよう、来てよかったな』って笑って言ってくれて。
またその屈託の笑顔が忘れられない。
肺癌になって、僕に『佐々木さんは全国詳しいからこれから全国旅したいので相談に乗ってね』って。
最後に会った時に新野さん俺に。
『癌、消えてさ、もう大丈夫だ!』
信じた俺が、気付かない俺がアホだったね。
その直後急死した事を昨日知りました。
説明した事務員さん、泣いてたよ。
新野さん、みんなに愛されていたんだね。
俺もその一人。
大変お世話になりました。
新野さんのあの屈託のない笑顔、一生忘れません。
次の世で飲みましょうね。
献杯。
仙台の桜もピークを超えて花びらを落とし始めた。
散りゆく桜が愛しくて思わず『今年もありがとう』
って伝えたら風も吹いてないのにまた花びらが
ゆっくり
ゆっくり
ゆっくりと落ちてきた。
手のひらを広げたら
2枚の花びらがゆっくりと手のひらに止まった。
まるで僕の声が聞こえたように。
桜の季節が過ぎゆく。
あと何回桜の季節を見れるかな?
何回でもいい。
回数より今日も明日も自分らしく生き抜く。
切り上げる事も大切と自覚出来るうちに悪あがきを
せずに片付けを始める事も大切だなって思う。
結構攻めた人生だったし、後悔もない。
後悔しないまでやり抜いた自負もある。
少しスピードを落として自分が生活出来るレベルまでスピードを落とし、ロスタイムを迎える時期に来たなって思う。
兄貴、もういいかい?
親父、もういいよな。
おふくろ、もういいでしょ。
前にも進む事ばっかり考えてきたけど、そろそろ
まとめに入るね。
終わりの始まり。
身体と心がもう悲鳴をあげている。
倒れる時は前倒れと決めて歩いてきた道とも
別れる時だ。
そう、終わりの始まり。
その余韻と生きる時期に入った。