世の中はいつも変わっているから
頑固者だけが悲しい思いをする。
変わらない物を何かにたとえて
そのたび崩れちゃそいつのせいにする
シュプレヒコールの波、通り過ぎて行く。
変わらない夢を流れに求めて
時の流れを止めて
変わらない夢を見たがる者たちと戦うため。
もう40年以上前の中島みゆきの『世代』。
何年、何十年と時が過ぎてもこの名曲は今も
僕の心の奥深くに突き刺さる。
僕は何十年も何と戦っているのだろうか?
突き上がるこの熱情は止まらずどこに行きたいのか?
劣等感が僕を揺り動かすのか?
終わりはどこかにあるのか?
世の中はとても臆病な猫だから
他愛のない嘘をいつもついている。
包帯のような嘘を見破ることで
学者は世間を見たような気になる。
浮世と離れて8日目の朝。
暫し自分探しを続けてみよう。